土地や建物など不動産の価値は、立地や広さ、築年数だけで決まるものではありません。 アークでは、まず対象となる不動産の価値を鑑定。 広さだけでなく、形状、方角、地歴、環境、さらには不動産市場の動向などを調査して、より客観性の高い査定を実施し、有効活用を提案させていただきます。
また、中小企業の後継者問題、M&Aなどについても各分野のプロに協力いただき、トータル的なサポートをさせていただきます。

資産運用事例

不動産のあり方は時代と共に変貌しています。 特にバブル崩壊後はインフレからデフレとなり、不動産は「所有」から「活用」すること、つまり資産運用を前提として価値を持つことに変化してきました。 特に土地は所有するだけでは何も生み出しません。 駐車場や事業用の定期借地の活用など、多くの可能性を生み出します。 どのような活用・運用するか、事例をもって紹介させていただきます。

中小企業の土地資産活用事例

事例先の概要

某市内で運送業を経営しているAさん。 ここ数年のガソリン価格の高騰は、運送業界に大打撃を与えました。 「人件費の削減や省エネ対策などやるべき事はすべてやり尽くした」とおっしゃるAさんからのご相談です。 まだ体力あるうちに何とかしたというご要望でした。

取組の内容

まず、会社所有の不用になっている倉庫の売却のご要望がありました。 今までは自社の倉庫として利用していたが、荷主様の依頼もなくなり使用しなくなり放置していました。 倉庫が特殊な環境にあったため、同業者の物流関係会社に貸すことも考えておられたようですが、、、そのまま手つかずの状態でした。

特殊な環境の倉庫ですが、A社長が先代から相続された土地でした。 早々に不動産業界の情報網レインズに物件の詳細を掲載いたしました。 多数の業者から問い合わせがありました。 また他方、倉庫のある地域の不動産情報に強い協力会社様にも詳細を伝え買いたい方の募集を致しました。

そんな中で検討を考えたいお客様が2件現れました。

A社長の希望価格に近い方の1社で諸条件を取りまとめていく途中に今回売却したい土地にA社長の先代が、 同業者Bが運送業の許可を取得するための駐車場として提供されていることがわかりました。 これについて当社は、コンプライアンスの観点からこの内容を買主様に報告をしないで取引をまとめることは出来ないという判断から、 何とか同業者BとA社長との賃借権の解消をするために協力会社である弁護士事務所2件とA社長を交えて経緯と今後の対策を検討いたしました。 ここで2件の弁護士事務所の意見を参考にしてあらゆる方法でA社長が判断される選択肢を増やすことが目的でした。 A社長は、ご自身で同業者Bに対して直接交渉するという決断をされました。 しかし、今現在交渉の結論はでていません…

取組の効果及び資金等

まだ、A社長が交渉中なので結果はどのようになるかわかりませんが、この土地に借金もなくA社長の希望価格で売却できれば、会社の運営は、楽になりA社長が計画されている新規事業も実現できると思います。 このように土地にはいろんな問題が必ずと言っていいほどあるものです。 時間をかければ解決できない問題はありません。 しかし、その前にご相談いただく一歩を踏み出していただく事が大事です。

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